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コラム
ホワイトニングの効果
2022.02.04
誰もが綺麗な白い歯になりたいと憧れるものの、現代の忙しい日々の中で毎日しっかり歯を磨くのは難しいことです。
特に紅茶やコーヒーなど歯に着色しやすい飲料が好きな方にとっては更に大変です。
そんな時には、歯科医院でおこなえるホワイトニングを利用するのがおすすめです。
今回はホワイトニングの効果についてデメリットも一緒に紹介します。
●ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、歯に過酸化尿素や過酸化水素を塗布して歯を白くする治療法です。
歯についた汚れや着色を分解できるため歯本来の白さを際立たせやすく、濃度や頻度を調整すれば、美しい白さを演出することも可能です。
また、歯のエナメル質構造を変化させる効果もあり、光を反射することによる白さも期待できます。
●海外では一般的なホワイトニング
海外の中でも特にアメリカでは、歯の白さがその人にとっての重要なステータスの一部とされています。
そのため服やバッグにお金をかけるよりも、まずは第一に歯にお金をかけることが当たり前になっています。
ドラッグストアや薬局でもホワイトニング剤を手軽に購入できる環境のため、日本に比べると白い歯を手軽に手に入れやすいのです。
白人や黒人と比べると、日本人は歯の成分であるエナメル質が薄いため、高濃度のホワイトニング薬剤を使用してしまうと歯にダメージを与えてしまいます。
アメリカでは手軽に購入できるホワイトニング薬剤も、日本の場合は歯科医院を受診しなければなりません。
それでは、わざわざ歯科医院を受診しておこなうホワイトニングにはどのような効果があるのでしょうか。
●ホワイトニングのメリット
ホワイトニングをおこなうことで、どのような変化があるのでしょうか。
・心からの笑顔になる
歯の汚さが気になってしまうと、笑う時に口元をつい隠しがちになってしまいます。
歯並びや歯の色にコンプレックスを感じてしまうことで、せっかくの楽しいシーンも台無しになってしまいます。
歯の状態が気になってコミュニケーションが上手くいかないと悩んでいる時には、ホワイトニングで笑顔に自信をつけるのも良いかもしれません。
・清潔感がアップする
綺麗な服を着ていても、ふとした時に見える歯が汚れてしまっていると不潔な印象を与えてしまいます。
歯が白いと清潔感がアップするため、初対面の人でも好感を持たれやすくなります。
広告塔として活躍することが多い芸能人・モデル・タレントの方々や、第一印象でその後の付き合いが変化しやすい営業マンの方にホワイトニングが根付いているのも、こうした理由があると言えるでしょう。
・若々しく見える
年齢を重ねるにつれて、歯の表面にあるエナメル質が薄くなり、中心部の象牙質の黄味がかった色が目立つようになっていきます。
歯が汚れていると、実年齢よりも老けて見えてしまうのはこのためです。
アンチエイジングに興味がある方は、ホワイトニングをおこなうことで若い見た目を手に入れられるでしょう。
・白さを調整できる
「自然な白さの歯にしたい」、「芸能人のような白い歯を手に入れたい」など一言でホワイトニングといっても手に入れたい白さは人それぞれです。
歯科医院でホワイトニングをおこなう際には、専用の薬剤を調整して使用できるので、歯の状態や目的に合わせた理想的な白さを手に入れられます。
・短期間で効果を得やすい
歯科医院では、自宅で誰でも気軽におこなえるホームホワイトニングと異なり、歯科医師・歯科衛生士だけが扱える専用薬剤によるホワイトニングをおこないます。
そのため比較的短期間で効果を得やすく、白さを実感しやすくなるでしょう。
仕事・家事・育児・介護が忙しくて歯科医院へ頻繁に通えない方にもおすすめです。
また、重要なプレゼンテーションや結婚式・成人式・子どもの七五三などイベントに合わせてホワイトニングをする方もいますので、自分に自信を持ちたいタイミングで実施する方法もあります。
・歯を削らずに治療できる
ホワイトニングは薬剤を塗布して歯を白くしていく方法です。
そのため天然の歯を削る必要がなく、不要なダメージを与えない方法だと言えるでしょう。
削ってセラミックを被せることに抵抗がある人や、なるべく自然なスタイルのまま歯を白くしたい人は、ホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか。
・コストを抑えられる
審美目的とセラミック治療と比較し、ホワイトニングの方がより安価に治療しやすいこともメリットです。
基本的にホワイトニングは保険適用外の治療法ではありますが、金銭的な負担を軽減しながら治療したい方に最適だと言えるでしょう。
過去に金額がネックとなって治療を断念した方や、一括で高額な費用負担をするのが難しい人は、ホワイトニングがおすすめです。
●ホワイトニングのデメリット
良いことばかりのホワイトニングにも、気を付けなければならないこともあります。
・定期的なメンテナンスが必要
歯科医院でホワイトニングをおこなった時の効果は、永久的なものではありません。
半年程度で元の歯に近い色になってしまいます。
歯の白さを保ちたい時には、定期的に歯科医院を受診してメンテナンスをおこないましょう。
・薬がしみることがある
歯の状態によっては、ホワイトニングの施術中・施術後に一時的にしみることがあります。
虫歯、歯の割れや欠け、ヒビなどの問題がある方は、ホワイトニングをおこなう前にかかりつけの歯科医師に相談するようにしましょう。
・差し歯や入れ歯には効果がない
ホワイトニングが影響するのは、天然歯に対してだけです。
入れ歯や差し歯の色は人工的に作られた色のため、ホワイトニングをおこなっても効果はありません。
人工歯の色が気になる時には、かかりつけの歯科医師に相談して新しい歯を作る必要があるかもしれません。
・歯の状態によってはホワイトニングできないことがある
差し歯や入れ歯だけでなく、虫歯や歯周病がある場合は先に治療を優先するケースが多くございます。
しみたり腫れたりなどのトラブルが生じやすくなる方もいるほか、一気に症状が進行してしまうことも考え、歯科医師が個別に判断します。
また、人工歯が多い場合はホワイトニングした歯と色味が異なってしまうケースもあり、個別に相談が必要な場合もあります。
まずは自分がホワイトニングできるか診察してもらうのがよいでしょう。
●メリットの多いホワイトニング治療をするためには?
ホワイトニング治療をするにあたり効果や費用を重視することも大切ですが、まずは治療方針に納得してから進めることが重要です。
せっかく白く綺麗な歯になっても法外な金額がかかったり、反対に非常に安い金額でホワイトニングしたものの、あっという間に効果がなくなってしまったりしては、満足は得られないでしょう。
そのため、まずは前述したようなホワイトニングのメリット・デメリットを正しく知りながら、丁寧なカウンセリングをしてくれる歯科医院を選ぶのがおすすめです。
しっかり時間を取ってくれる歯科医院では、メリットだけでなくデメリットもきちんと教えてくれるでしょう。
また、どれくらいの濃度・頻度でホワイトニングをするのが適切か診察し、患者様と情報を共有したうえで治療をスタートしてくれます。
納得の上で治療できるため満足度も高く、万が一のトラブルや困りごとがあっても気軽に相談できる関係性を構築しやすくなる効果も得られます。
ホワイトニングだけに目を向けず、「どこでホワイトニングするか」「どんなホワイトニングをするか」にも目を向けながら、理想の歯を手に入れていきましょう。
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●まとめ
かかりつけの歯科医院で定期的に歯のクリーニングをおこなっていても、
もっと歯を白くしたいと感じた時には、ホワイトニングを考える時期かもしれません。
京都のオズデンタルクリニックでは歯の状況やご要望に合わせたホワイトニングをおこなっています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
監修者
小笹 康寛 | 院長
患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。