歯磨きを徹底しよう!歯を大切にするための歯磨きについて

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コラム

歯を大切にするための歯磨きの徹底

2022.01.12

歯の健康を保つことは全身の健康にも繋がるとても重要なことです。
普段何気なく行っている歯磨きですが、まだ知らないことも多いのではないでしょうか。
今回は歯を大切にするための歯磨きについて知っておくと嬉しい情報です。

 

■なぜ歯磨きが大切なの?

まずは、歯磨きが必要な理由を改めて確認していきましょう。
「歯磨きをすることは当然だと思っていた」という人が大半だと思いますが、意義や目的を知ることで、より歯の健康を意識しやすくなります。

<虫歯や歯周病予防として役立つから>
虫歯の原因であるミュータンス菌や、歯周病の原因である歯周病菌は、歯垢(プラーク)を拠り所にすることが多いのです。
歯垢(プラーク)が残ったままになることで、菌の働きが活性化され、罹患リスクが高くなります。
これらを防ぐためには、毎日歯磨きをおこない、歯垢を定着させないことが大切です。

<歯石は自分では落とせないから>
歯垢が定着してしまうと、歯石として歯と歯茎の間や歯そのものにこびりつきます。
その名の通り石のような固さを持っているため、歯ブラシや歯間ブラシなどのホームメンテナンスでは取りきれません。
歯科医院にかかり、丁寧にひとつずつクリーニングする必要が出てきます。
もちろん定期的に歯科医院に行ってクリーニングすることも大切ですが、可能であれば歯垢のうちに落としてしまうのがよいでしょう。
その分ミュータンス菌や歯周病菌が残留する時間も短くなり、病気への罹患リスクを下げやすくなるでしょう。

<口臭や黄ばみなどの原因になるから>
歯を磨くことで、口臭や黄ばみなどの原因を取り除けます。
清潔感のある印象を与えやすく、人からのイメージもよくなるでしょう。
笑顔に自信が持てるため、人前で笑ったり話したりすることへの抵抗感もなくなります。
反対に歯磨きを十分におこなわない場合、不潔な印象になりかねません。
歯垢(プラーク)はクリーム色で粘り気があるため、黄ばみの原因になったり、ねばねばした感触が残ったりすることもあります。
口臭の原因となり周囲の人に不快感を与えてしまう可能性もあるため、日常的にメンテナンスしていくことが欠かせません。

■歯磨きはいつ磨く(何回)のが理想?

そもそも歯磨きはなぜ必要なのでしょうか。
驚くことに口の中は大腸と同じくらい数多くの細菌が存在している場所で、
食事の食べかすをエサとして虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすいのです。
食事後の歯磨きをしなければ、これらの細菌によって歯石という塊が歯に付着して自力では取り除くことが困難になっていきます。
こうなると虫歯や歯周病などの問題が発生しやすくなります。
歯を大切にするためには歯石になる前の歯垢の段階で歯磨きをして汚れを落とし、細菌の繁殖を防ぐことが重要です。

<歯磨きはいつ・何回すればいいの?>
食後は細菌のエサである食べかすが歯に残らないようにすることが重要です。
また人間が眠ってしまうと副交感神経が優位になることで唾液の分泌量が減少してしまい、
口内が乾燥しやすく、細菌が繁殖しやすい状況になります。
そのため寝る前の歯磨きも重要になります。
理想は食後と寝る前で1日4回行うことですが、もしそこまでの回数を行えないという時には、
1日2回で朝(起きた時)と夜(寝る前)のブラッシングでも、
しっかりと磨き残しがないようにすれば虫歯や歯周病になる可能性は低くなります。

<歯磨きの時間はどのぐらい?>
虫歯や歯周病の予防には丁寧なブラッシングが必要不可欠です。
丁寧にブラッシングを行った時にかかる時間は約3分です。
それより短時間の場合はもっと歯の1本1本を丁寧に磨くようにしましょう。
しかしあまりにも長時間の歯磨きは歯や歯茎を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。
丁寧なブラッシングをするためにも自分が使いやすい歯ブラシを使うことが重要です。
磨き方に自信がない方は歯科医師に相談するのもおすすめです。
歯科医院では歯磨きの指導を行うところも多数あります。

<歯磨き粉は使うべき?>
歯磨き粉は、よほど理由がない限り、基本的には使った方がよいでしょう。
昔は「歯磨き粉に含まれている研磨剤が歯に悪影響である」という意見もありましたが、今は虫歯予防に貢献するための医薬部外品として広く使用されるようになりました。
フッ素が配合されるなど虫歯予防効果の高いものもたくさん生み出されており、再石化促進効果が含まれているケースもあります。
用法・用量を守って使っていけば、より高い歯磨き効果を得やすくなるでしょう。
ただし、爽快感があるためきちんと磨けていなくても磨けたつもりになりやすい点にだけ注意する必要があります。
しっかり鏡を見ながら磨いたり、最初のうちは泡立ちの少ないジェルタイプを使ったりしながら、磨き残しを生まない歯磨きを意識しましょう。
また、歯科医院で販売されている歯磨き粉には、市販品にはない高いフッ素濃度を誇るものもあります。
どれを選べばいいか分からないという場合は、歯科医院に相談してみるのもいいでしょう。

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■電動歯ブラシの方が普通歯ブラシより良いのか?

電動歯ブラシで歯を磨く方も多いのではないでしょうか。
歯を磨く時に普通の歯ブラシと電動歯ブラシのどちらが良いのかを迷っている方には、
磨きやすい、また使いやすい方を選ぶことをおすすめします。
機能的にどれほど優れた製品であっても磨き方が雑になってしまってはいけません。
電動歯ブラシはコンパクトで持ち運びやすい物もありますが、
充電式の製品はその都度忘れずに充電を行わなければなりません。
またサイズや重量などが自分の好みと異なることもあるでしょう。
一度使いにくいと感じてしまった歯ブラシを毎日使い続けるのは困難です。
普通の歯ブラシであっても正しい方法で丁寧に磨くことで口の中を綺麗に保つことができます。
まずは自分が一番使いやすい物を選ぶようにしましょう。
もし、かかりつけの歯科医院などで歯ブラシだけではブラッシングが不十分だと指摘された時には、
歯間ブラシやデンタルフロスのような補助的な製品を併用することをおすすめします。

■磨き残しが出やすい箇所はどこ?

磨き残しが出やすい箇所は下記の通りです。
・歯と歯の間
・歯の横にある縦の溝
・前歯の裏
・利き手側にある歯の裏側
・奥歯の裏
・歯と歯茎の境目

磨き残しが多い場所は、鏡を見ながら磨いたり時間をかけたりしてもよいでしょう。
また、歯科医院で磨き残しが多い場所をチェックしてもらい、時折磨き方を見直すこともおすすめです。
長い期間日常的に歯磨きをしてきたからこそ、磨き方に癖が出てしまっている人も少なくありません。
歯ブラシを当てる角度に気を付けながら、小刻みに動かすようにして磨き、汚れをしっかり落としていきましょう。

また、デンタルフロスを使って歯の間を綺麗にする方法もあります。
歯ブラシだけでないホームケア法を探り、自分にとってやりやすい方法を見つけましょう。

 

●まとめ

歯磨きを丁寧に行うことは歯を大切にするための第一歩です。
たくさんの回数でも大まかに磨いているようでは歯を大切にしているとは言えません。
一度だけでも丁寧に磨いた方が虫歯や歯周病の予防としては重要でしょう。
現在すでに虫歯や歯周病があるという方はまずはかかりつけの歯科医院に相談した方が良いでしょう。
その他にも具体的なブラッシング方法に関してのお悩みがある方は歯科医師や歯科衛生士まで相談すると良いでしょう。
きっとあなたの歯並びに合った最適な歯磨き方法について快く教えてくれるはずです。

もちろん当院オズデンタルクリニックでも患者様一人一人にあったブラッシング方法についてご説明しておりますので、
気になる方はいつでもお気軽にご相談ください。
大切な歯を長く残すためにも、自分のライフスタイルに合わせたブラッシング方法を身につけましょう。

当院の予防メンテナンスも併せてご覧ください。

メンテナンス

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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