健康で丈夫な歯を保つには?歯を長く使うための3つのポイントを解説

京都歯科医院オズデンタルクリニック

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コラム

健康で丈夫な歯を保つ為のポイントを解説!

2021.06.15

なるべく健康で丈夫な歯を保ち、生涯を通して自分の歯を使い続けたいと考えるのは自然なことです。そのためには、虫歯や歯周病によるダメージが生じないよう、口腔内をメンテナンスすることは欠かせません。
一方で「どんな対策をすればいいかのか分からない」「歯磨きだけで十分なの?」と心配される方もいるのではないでしょうか。
今回は、健康で丈夫な歯を保つためのポイントを3つご紹介いたします。
 

■食事から栄養を摂る

心や体の健康を保つのと同様、歯の健康を保つためにも食事に気を配ることが大切です。まずは、食事から栄養を摂る方法を探っていきましょう。

〇カルシウム
カルシウムは歯の石灰化を助けます。歯を固く強くする効果もありますので、積極的に摂取していきましょう。
ヨーグルト・チーズ・牛乳などの乳製品や、じゃこ・ひじきなどの海産物に多く含まれます。

〇タンパク質
タンパク質は、歯の象牙質を作ることに加え、歯茎の健康や顎の筋肉を保つのに欠かせない栄養素でもあります。
卵・魚・肉・大豆などに多く含まれます。

〇ビタミンA
ビタミンAは、歯のエナメル質を作ったり強くしたりする効果があります。
緑黄色野菜や根菜に多く含まれますので、野菜中心の生活にするのもよいでしょう。

〇ビタミンC
ビタミンCは、タンパク質同様に歯の象牙質を作ります。特に歯胚形成期に欲しい栄養素でもありますから、小さなお子様がいる家庭ではビタミンCを意識した食事作りがおすすめです。
ブロッコリーや小松菜など緑の野菜・果物・芋類に多く含まれます。

〇ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける効果があります。カルシウムと同じタイミングで摂れば、より効率がよいでしょう。
魚介・きくらげやもずくなどの海産物・きのこ類に含まれます。

〇【補足】よく噛んで食べることも大切!
食事の際は、食べ物をよく噛んでから飲み込むようにしましょう。顎の発達を助けることや消化をよくするだけでなく、唾液の分泌量を増やし、唾液に含まれる自浄作用を発揮するためにも役立ちます。食後に歯ブラシや歯間ブラシを使って汚れを取り除くことに加え、「汚れを付けにくくする」方向にも目を向けて対策しておきましょう。

■規則正しい生活を送る

規則正しい生活は、美容やメンタルだけでなく歯にもプラスの影響を与えます。

〇体の免疫力を高める
体の免疫力を高めることは、歯の健康を考えるうえでも重要です。
体調を崩し寝込むことが続くと、歯のメンテナンスは後回しにされやすくなります。特に熱や吐き気があるときは洗面所に立つのも辛く、食事を摂ったまま寝てしまうことも多くなるでしょう。
病気に罹りにくい体をつくり、いつもと変わらない習慣を継続できるよう対策するのが大切です。

〇甘いものを控えめにする
甘いお菓子やジュースには糖分が多く含まれ、プラークや虫歯菌の栄養となってしまいます。適量を食べて歯ブラシを入念に行うのであれば問題ありませんが、食べすぎたり、毎日必ず摂取していたりするのであれば、生活習慣を見直した方がよいでしょう。

〇間食を避ける
間食することで歯に汚れが付く機会が増え、メンテナンスが追い付かなくなる可能性があります。また、テレビやスマートフォンなどに気を取られ、だらだら長時間食べてしまったり、口の中に食べ物が入った状態が続いたりすることで、虫歯になりやすくなるリスクも生じます。
食事のタイミングを一定に決め、それに応じて歯ブラシをするなど習慣化するようにしましょう。

〇タバコを控える
喫煙習慣は歯周病や歯槽膿漏への罹患リスクを高めるだけでなく、着色汚れや口臭の原因にもなってしまいます。
また、血管を収縮させ、歯茎に流れる血液量を減らしてしまう効果もあるため、血液循環を損ねて細菌が繁殖しやすくなってしまうのです。重症化するリスクも高くなってしまいますから、タバコはなるべく控えるのがよいでしょう。

〇定期的に運動する
メタボリックシンドロームは、特に歯周病との関連性が強いとされています。運動不足になると食事の消化が思うようにいかなくなることもあり、栄養バランスに気を配った食事をしていても効率が悪くなります。
歯だけでなく体全体の健康のためにも、定期的に運動するよう心掛けましょう。

■歯科医院で定期的に健診を受ける

ホームメンテナンスに加え、歯科医院で定期的に健診を受けることも重要です。会社で定期的に健康診断をしていても、口腔内の健康診断はしていなかったという方も多いのではないでしょうか。
定期健診で得られるメリットはたくさんあります。

〇メンテナンス法を学べる
歯科医院では、メンテナンス法について教えてもらえます。歯ブラシの選び方、歯ブラシをするタイミング、磨き方、歯間ブラシや電動歯ブラシの利用についてなど、さまざまなことを知れるので是非活用していきましょう。
また、歯の汚れ具合を見て、どの部分の磨き残しが多いのか教えてもらうこともできます。

〇病気を早期発見できる
虫歯・歯周病・歯槽膿漏など口腔内に関わるさまざまな病気は、早期発見するのが肝心です。早い段階で見つけられれば、それだけ歯に与えるダメージも少なくなり、治療方法や治療期間に幅を持たせることもできる可能性があります。
定期的に健診を受けていれば病気に気づく機会も増えるため、時期を決めて受診することをおすすめします。

〇クリーニングをして清潔さを保てる
健診では、歯石を除去したり家では取り切れない汚れを取り除いたりできます。
口腔内をクリーニングして、さっぱりしておくのもよいでしょう。例え健診の段階で虫歯がなくても、今後できてしまう可能性があります。油断せず、日々清潔感を保てるよう工夫していきましょう。

〇「歯のかかりつけ医」を持てる
内科や耳鼻科にかかりつけ医を持つのと同様、歯科にもかかりつけ医を持ちましょう。
「歯や口のことで困ったらこの先生に聞く」と決めておけば、数年単位での推移もチェックしてもらいやすくなるでしょう。
また、転んで歯を折った、急に歯が痛くなったなど万が一のトラブルが起きた時にも、かかりつけ医がいれば、一から歯科医院を探す必要がありません。

〇トータルでの医療費を抑えられる
病気が重症化してから初めて診察した場合、治療の方法が限られたり、通院回数が多くなったりする可能性があります。健診であれば年1~2回で済むはずだったのに、トータルでの医療費がかさんでしまったという事例もあります。
年間単位での医療費を抑えるためにも、定期的に健診を受けた方がよいでしょう。

〇気づかなかった癖に気づける
「歯の病気=虫歯」というイメージを持つ方もいますが、実は歯に悪い「癖」が原因になっていることがあります。
寝ている間無意識にしてしまう歯ぎしり、口呼吸、食いしばりなど、いつの間にか歯へのダメージが蓄積してしまっている可能性があるため、健診のタイミングで気づくことが大切です。
また、歯並びや噛み合わせに関する相談も受け付けてくれます。気になることがあれば、何でも相談してみましょう。
 

■まとめ

歯の健康は、一朝一夕ではなかなか身につかないものです。生涯使うものだからこそ日常的にメンテナンスし、健康を維持できるよう対策しましょう。
具体的な方法として、食事の栄養素に気を配りつつ、しっかり噛んで食べることや、定期的に歯科医院で健診を受けるなどが挙げられます。
タバコや甘い物などを摂る生活習慣や規則正しい生活リズムにも着目しながら、自分にできることからコツコツ始めていきましょう。

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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