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コラム
歯並びを矯正するマウスピースについて
2021.03.03
歯並びを矯正する治療方法と聞いて誰もがまず思い浮かぶのが、
ワイヤー型を利用した昔ながらの方法ではないでしょうか。
見た目が目立つ矯正方法のため、
周囲の人が治療をしているのを見てなんとなくあまり良くないイメージを持っているという方もいるかもしれません。
しかし、実は近年では新しい治療方法があることをご存じでしょうか。
今回は、特に大人になってから歯並びが気になりだしたという方にとって
見逃せない情報を記載した歯並びを矯正するマウスピースについてのお話です。
●従来の矯正では悩む人が多数
新しい矯正の治療方法を説明する前に、
まずは従来行われていた方法の特徴についてご紹介します。
従来のワイヤー矯正は伝統的な方法であり、
どのような歯科医院であっても普遍的な治療が行える方法でした。
幅広い歯並びの方に利用できるため、骨格の変化が大きな子供にも使用していました。
しかし、従来の矯正では、次のようなことに悩む方がいました。
・装置が目立つ
歯の表面に設置する矯正方法以外にも、
見た目が目立たないように歯の裏側を矯正する方法もありますが、
裏側の矯正は難易度が高いため、豊富な経験と技術力が必要です。
基本的には、歯の表面に設置していることが多く、
矯正していることを知られたくない方には向いていませんでした。
・口が傷つきやすく痛みを感じやすい
装置の影響により、口の粘膜に傷がつきやすくなるため、
口内炎や出血などのトラブルが起こりやすくなります。
また、歯に力をかけているために痛みを感じることもあります。
・取り外せない
一度設置したワイヤーは、基本的には治療が完成するまで取り外せません。
歯磨き時などもつけたままになるため、器具にある小さな隙間を磨く手間がかかってしまいます。
寝ている時にも装着したままになってしまうので、
口を閉じることが難しく、
口腔内が乾燥しやすくなるため様々な口腔内のトラブルが発生しやすくなる可能性もあります。
●マウスピースで矯正するメリット
マウスピース型の矯正方法は、
上記のようなワイヤー型矯正の悩みを解決できます。
・目立たない
もともとの歯に透明なマウスピースを装着して矯正を行う方法なので、
あまり違和感がなく、周囲の人にも外見上、自然な印象を与えます。
そのため、治療中でも他の人の目線を気にせずに過ごせます。
・傷がつきにくく痛みもほぼない
鋭い形の素材を使用していないので、
使用する器具で口の周囲を傷つける心配がなく、
無理やり矯正しているわけではないため、痛みを感じることはほとんどありません。
矯正をしている間のストレスもワイヤー型に比べると格段に少なくなります。
・取り外しができる
ワイヤー型とは異なり、好きな時に自分で取り外しできます。
そのため、食事中や歯磨きの時などにも邪魔に感じることはありません。
器具や歯の間に食べ残しが詰まることもないので、
より良い口腔内の環境を保つことができます。
●まとめ
歯並びを矯正する治療には、
従来のワイヤー型以外にも、最近ではマウスピース型を使用する方法があります。
この治療方法では、
日常生活を過ごす時に負担に感じるシーンも少なくなるため、
抵抗感のある方や、初めて矯正をするという方でも安心・安全に治療を行えます。
また歯の矯正というと、子供がしているイメージですが、
近頃、周囲の人の目が気になってきたという大人にもおすすめの治療方法です。
歯並びが気になってはいても、今まで治療を行えなかったという方は、
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
かかりつけの歯科医院でマウスピース型の矯正が行われていない時には、
当院オズデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。
京都でセラミック治療やホワイトニングなど歯をきれいに保つ審美に力を入れております。
歯並びも審美の治療の一部になりますので、
ご質問やご不明点などはぜひご連絡ください。

監修者
小笹 康寛 | 院長
患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。