ホワイトコートとホワイトニングの違いとは?それぞれの特徴

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コラム

ホワイトコートとホワイトニングは何が違うの?

2023.03.13

歯を白くするための治療方法を調べていると、「ホワイトコート」と「ホワイトニング」の2種類に分かれていることに気づくでしょう。
どちらも「歯を白くする」という目的は同じですが、治療方法・効果・費用・期間などに差があります。メリットとデメリットを踏まえてその違いを知りましょう。
 

■それぞれの違いについて

まずはホワイトコートとホワイトニングの違いから、より自分に合った治療法を選べるようにしてみましょう。

〇ホワイトコートとは
ホワイトコートとは、別名「歯のマニキュア」とも呼ばれており、「コート」という言葉のとおり歯の表面にコーティング剤を塗って白く見せる方法です。
歯科医院でなくとも自宅でできるホワイトコートキットも販売されており、1日だけでもいいから白くしたい、短期間ですぐ効果を実感したい、という人に向いています。

〇ホワイトニングとは
一方、ホワイトニングとは、歯そのものを白くする方法のことを指します。歯科医師だけが使える過酸化水素や過酸化尿素を使った歯の漂白ですので、高い効果を実感しやすいのが特徴です。
なかには自宅でできる「ホームホワイトニング」や、歯科医院と自宅と両方でする「デュアルホワイトニング」など、個人のライフスタイルに合わせたさまざまな方法があります。

〇違いのポイントは?
それぞれの違いが最もあらわれるのは、歯そのものの色を変えるかどうかです。
ホワイトコートは上から薬剤を塗って歯の色を白色で「隠す」方法、ホワイトニングは歯に薬剤を浸透させて白く「漂白する」方法と考えてみるとわかりやすいでしょう。
 

■ホワイトコートのメリット

ここからは、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
まずはホワイトコートのメリットを確認していきましょう。

〇施術時間が短い
ホワイトコートの場合、歯の上からマニキュアのようにコーティングするだけなので施術時間は短めです。
長時間かつ複数回の施術がないので、どなたにも選択しやすい方法と言えるでしょう。
特に、忙しくてなかなか歯科医院に行けない方や、通院の回数を抑えたい方に向いています。

〇色味を調整しやすい
コーティング剤を組み合わせることで、色味の調整ができるのもホワイトコートのメリットです。
また、銀歯などの人工歯も上塗りするような形でコーティングでき、歯全体の白さを整えられます。
好みの色合いがあるときや、ホワイトニングには適さない歯が多い場合は、ホワイトコートを検討してみてもよいでしょう。
ただし、自宅でできる手軽なホワイトコートの場合、色味の調整がうまくいかなかったり塗り方にムラができたりすることもあるので要注意です。

〇ピンポイントで歯を白くできる
特定の歯だけ色味を白くしたり、詰め物がある部分だけ綺麗にしたりできます。
極端に白くしすぎず、他の歯と同じ程度の色合いにすることもできるので検討してみましょう。
「歯全体を白くしたいのではなく、特定の歯の色味が気になる」という方にもおすすめできます。
 

■ホワイトコートのデメリット

一方、ホワイトコートにはデメリットもあるので注意しましょう。
下記で代表的なデメリットを解説します。

〇効果が長続きしにくい
ホワイトコートは一時的に歯を白くする効果はありますが、コーティング剤の厚さや塗り方次第では効果が長続きしない場合があります。
日常的な飲食だけでも少しずつ白さが薄れてしまうので、あらかじめ理解しておきましょう。
そのため、「結婚式を来週に控えている」「週末に重要なプレゼンがある」など、歯を綺麗に見せたいタイミングに合わせてピンポイントで利用するのがおすすめです。

〇コーティングが剥がれる可能性がある
場合によっては、コーティング剤が1ヶ所だけ剥がれてしまう可能性があるので注意しましょう。
マニキュアと同じように端から欠けるように剥がれてしまった場合、却って元の歯との違いがわかりやすくなります。
出先ですぐにお直しできるとは限らず、特に前歯など目立つ部分が剥がれてしまうと恥ずかしく感じるかもしれません。
 

■ホワイトニングのメリット

次に、ホワイトニングのメリット・デメリットを解説します。まずはメリットからチェックしていきましょう。

〇持続性が高い
ホワイトニングは持続性が高く、安定した白さを手に入れられます。
何十年も歯を使っているうちに再度着色してしまうこともありますが、通常の歯と同じくゆっくり着色していくため、極端な色味の違いが起きません。
また、歯自体を白くする施術なので、元の歯の色が完全になくなるのもメリットです。
「元の歯の色とホワイトニング後の色とがくっきり分かれてしまう」ということをなくしたいときにこそ、ホワイトニングがおすすめです。

〇コンプレックスを根本的に解消しやすい
ホワイトニングは「隠す」施術ではなく「漂白する」施術なので、根本的に解決しやすいのがメリットです。
歯の色がコンプレックスな方でも、気兼ねなく笑ったり口を開けたりできるようになるでしょう。
また、経年劣化しづらいので歯を気にする頻度を下げられるのもポイントです。

〇効果を実感するまでが早い
歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングの場合、特殊な薬剤や光を使って治療するため、効果を実感できるまでの期間を短縮できます。
なるべく早く白くしたいときや、安定した効果を期待したいときは、歯科医院に相談しましょう。
反対に、自宅でできるホームホワイトニングの場合は、歯科医師・歯科衛生士以外でも扱える薬剤のみしか提供されないため、すぐに効果が出ないことも多いでしょう。
やり方次第では色ムラができてしまうこともあるので、使い方や薬剤をつける時間などはしっかり守りましょう。
 

■ホワイトニングのデメリット

ホワイトニングには多くのメリットがある一方、デメリットも存在します。
メリットとデメリットどちらも視野に入れながら、自分の希望に近い方を選択していきましょう。

〇保険適用外なので高額になりやすい
ホワイトニングは審美的な観点から施術するケースが多く、その場合は保険適用外となります。
そのため治療費が高額に感じられることもあるかもしれません。
また、ホワイトニングの料金は歯科医院ごとに異なるので、相場が分からなくなったり歯科医院選びで迷ったりすることもあるでしょう。
気になるときは歯科医院に相談しながら決めるのがポイントです。

〇ホワイトニングできない人がいる
ホワイトニングは、乳歯・入れ歯やブリッジなどが施されている人工歯・虫歯や歯周病にかかっている歯に施術することはできません。
本来の歯の色を漂白する方法なので、人工歯の色は変えられないのです。
また、虫歯・歯周病の場合はしみたり期待通りの効果が得られなかったりすることもあるので、ホワイトニングの前に治療を優先することもあるでしょう。
何歳からホワイトニングできるかの考え方は歯科医院ごとに異なりますが、歯が永久歯になってからというのが一般的でしょう。

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■まとめ

歯を白くしたいのなら、「何のために白くしたいか」を考えるのがポイントです。なぜなら、結婚式・プレゼンテーション・写真撮影などのために短期的な効果を期待するのか、根本的に表情の印象を変えたり歯の見た目を良くしたりしたいのかによって、治療法は異なってくるためです。
また、治療した後も生活習慣や嗜好品によっては着色しやすくなってしまいます。
治療の際には、予防法や毎日のケア方法も含めて学んでいきましょう。

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院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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