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コラム
ホワイトニングが必要な理由とは
2022.12.09
ホワイトニングには、どんなメリットがあるのかご存知でしょうか。
人それぞれホワイトニングしたいと思う理由は異なりますが、メリットや治療の理由を知ることで、正しい効果を検証していけるでしょう。
■いまや芸能人だけじゃない
以前までは歯のホワイトニングというと、芸能人がするものであるというイメージを抱く人も多かったでしょう。
「芸能人は歯が命」という言葉通り、顔全体の印象が視聴者のイメージに大きく影響するという考えから、アイドル、モデル、タレント、コメンテーターなどさまざまな人がホワイトニング治療をおこなっています。
しかし、近年ホワイトニングは一般の方にも浸透し始めており、芸能人やテレビに出る人だけがするものではなくなりました。
メイクや美容の一環としてホワイトニングに取り組む人がいる一方、自信を持ってビジネスに向き合うためにホワイトニングを選ぶ人もいます。
身だしなみの一種として浸透しているのが分かる事例でしょう。
■ビジネスも上手くいく?!
ホワイトニングをする理由は複数あります。
自分がホワイトニングに求める要素をはっきりさせておけば、歯科医師との相談もしやすくなるでしょう。
特に、ビジネスパーソンや人前に立つことの多い人からのニーズがあるようです。
〇歯の黄ばみや黒ずみを改善したいから
これまでのデンタルケアやメンテナンスが不十分で、歯に黄ばみや黒ずみが発生している場合、ホワイトニングによる効果を実感できるでしょう。
お口の環境を見直すという意味でも、治療する意味があります。
「お口の中がスッキリ綺麗になった気がする」という精神的な満足度も高く、見た目が綺麗になるからこそ自分に自信が持てるかもしれません。
また、ホワイトニングするつもりで診察してもらったら虫歯・歯周病が見つかった、というケースもあります。
生活習慣以外の以外なところに黄ばみ・黒ずみの原因があるかもしれないので、久しく歯医者に行っていない方はこれを機にチェックしてみましょう。
〇相手に好印象を与えたいから
笑った時に歯の黄ばみや黒ずみが目立たぬようホワイトニングすることで、取引先や同僚に好印象を与えたいという理由です。
ワイシャツにアイロンをかけたり、髪型や爪先に気を配ったりするのと同様、歯の清潔感も向上させようという目的があるのでしょう。
何気なく見えた歯が綺麗だと、「セルフメンテナンスに気を遣う余裕がある人」「好印象でとっつきやすい」と思ってもらえるかもしれません。
特に相手に与える第一印象が問われる、営業職・秘書・受付・カウンセラー・販売員などの方でホワイトニングを検討する方は多いといわれています。
自然に見える白さであれば違和感もなく、むしろ好印象を残すことができるでしょう。
〇アンチエイジングを意識しているから
お口の中を綺麗に保ち、ケアを続けていくことでアンチエイジングを意識したいという理由です。
ホワイトニングに限った話ではありませんが、お口のトラブルを予防し、見た目にも綺麗な歯を保つことで、周囲の人たちに若々しい印象を与えられるでしょう。
特に歯の黄ばみ・黒ずみは加齢とともに現れることが多く、それを知っている人であればあるほど「歯が汚い=老けて見える」という印象を抱きがちです。
つい肌・髪・ファッションでのアンチエイジングばかりを狙ってしまいがちですが、見た目が綺麗でも歯の印象が悪いと一気にイメージが悪くなることもあるのです。
いつまでも若々しい見た目をキープしたいときにこそ、歯のホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか。
〇良いハロー効果を狙っている
ハロー効果とは、人や物を評価する時に、1つの特徴に決められて他全体の特徴が決まりやすくなる現象のことを指します。
歯科に当てはめて考えるのであれば、歯の印象が悪ければ全体の印象も悪く、歯の印象が良ければ全体の印象も良くなる、ということが想定できそうです。
「歯が綺麗だと、なんとなく全体の清潔感も高く見える」「定期的に歯科医院でホワイトニングしていると聞いて、真面目でしっかりした印象を受けた」と感じることもあるでしょう。
前述したような、芸能人・営業職・販売職の方々はこのような効果を無意識のうちに狙っているのかもしれません。
自分に自信がない方がホワイトニングによって気持ちが明るくなるのも、自分自身にハロー効果が出ているからかもしれません。
良い印象を味方につけられれば、ビジネスでもプライベートでも有利になることが多そうです。
〇自分に自信を持ちたいから
歯が汚れていることが気になってしまうと、人前で笑ったり大きな口を開けて食事したりするのが億劫になってしまいやすいでしょう。
自分に自信を持って人付き合いしたいと考え、ホワイトニングに踏み切る人もいます。
無事に治療が終わった暁には、自然と表情まで明るくなっていきそうです。
「笑顔が増えて明るくなった」と言われたり、人の目を必要以上に気にせず自由に過ごせる時間が増えたりするかもしれません。
自分にコンプレックスがある方でも、ホワイトニングして自信をつけられれば日々のストレスも緩和されるでしょう。
〇コーヒーやタバコを楽しむ機会が多いから
コーヒーやタバコを楽しむ機会が多い人は、歯の汚れを意識してみるといいかもしれません。
とはいえ、嗜好品を一気に辞めるのはなかなか難しいものです。
医師から特別に禁煙を指示されているなど事情がなければ、健康を害さない範囲で続けた方がよいと考える方がいることも事実です。
そのため、綺麗な歯、美しい歯を手に入れるのはもちろん、汚れにくい歯を手に入れるという意味でも、ホワイトニングに関して相談する患者さんもいます。
付き合いもあってこれらの嗜好品が手放せない人は、一度ホワイトニングを検討してみるのもよいでしょう。
〇セラミックより安く治療できるから
歯を白くするホワイトニング以外の方法として、セラミックが挙げられます。
しかし、ホワイトニングと比較するとセラミックの方が高額になりやすいので注意が必要です。
セラミックは透明感があり高い審美性を誇る素材だからこそ、高額になるケースが多いのです。
歯の色味も調整でき、本物の歯に近いきれいな見た目にできることも影響しています。
治療前はホワイトニング以外の方法も選択肢に加え、治療法や予算を比較してから決めると納得感が高くなるでしょう。
また、セラミックは健康な歯を削る必要がある点にも注意が必要です。
「なるべく歯を削りたくない」という方は、ホワイトニングで美しさを磨いてみましょう。
〇検診を兼ねて定期的に通えるから
ホワイトニングは永久的に効果が続く治療法ではないものの、だからこそ繰り返しの施術が可能です。
定期的に歯科医院に通えば虫歯・歯周病に気づく機会も増やせるので、予防歯科の観点からもおすすめです。
また、都合に合わせて歯の白さのトーンを少しずつ変えることもでき、「無理のない範囲であれば複数回できる」こともメリットとして注目されるようになりました。
つるつるした清潔な歯は食べかすや汚れの保持を防ぐ効果もあるので、ぜひ検討していきましょう。
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■まとめ
ホワイトニングをおこなう際は、治療の目的をしっかり意識することが大切です。
そうすると、治療前と治療後で効果を実感しやすく、歯を大切に思う気持ちも芽生えてくるでしょう。
ホワイトニング後も十分なメンテナンスをおこない、白く綺麗な歯を長続きさせていきましょう。
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監修者
小笹 康寛 | 院長
患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。