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コラム
なぜ白い歯は良い印象になるのか
2020.10.06
白い歯を持つ人と会うとなんとなく明るく清潔感を持った印象になるかと思いますが、どうして我々はそのような良い印象を受けるのでしょうか。
よくある代表的な理由として「衛生的に見える」、「健康的に感じる」、「明るい性格に感じる」ということなどが挙げられるかと思います。
確かに芸能人などを含めて人気のある人は白い歯を持っているイメージがあります。
このようになぜ白い歯にはポジティブなイメージを抱くのかを詳しく考えていきましょう。
●衛生的に見える
白い歯を見ると衛生的な印象を受けませんか?
歯の色には元々生まれ持った色があるかと思いますが、全ての方がそのままずっと同じ色を維持できるわけではないでしょう。
食生活などの生活習慣の影響から、歯の色は毎日少しずつ変化していきます。
色が変化する時期には個人差がありますが、やはり歯の汚れがたまっていくと黄色く変色しやすくなります。
衛生面の印象について考えてみる場合、白い壁紙を思い浮かべてみると分かりやすいかもしれません。
多くの人は壁一面が白い色で統一されていると綺麗な印象を持つでしょう。
しかし、ごく一部とはいえ少し色の違うシミや汚れなどがあったとしたら、なんとなく全体的に古く汚れたような壁に見えて、あまり綺麗な印象は持たないのではないでしょうか。
これを歯に置き換えてみても同じようなことがいえるでしょう。
全体的に同じような歯の色だと気にならなくても、ほんのわずかでも黄ばみや茶色くなった部分があればマイナスの印象になることもあるかもしれません。
●健康的に感じる
歯は何かの疾患があると色が変わりやすい場所です。
神経が死んだ歯や虫歯が大きくなると黒ずみが目立つようになります。
歯垢や歯石が多いと黄色を帯びた見た目になってしまうので、歯をしっかり磨けていないような印象を持たれることもあるかもしれません。
さらに喫煙者の方はニコチンやタールがこびりついたような褐色の歯になってしまうこともあります。
歯茎の色も喫煙者特有の黒い色になりやすく、全体的にくすんだような色合いになってしまうこともあるでしょう。
歯周病になると、本来は明るいピンク色である歯茎の色が濁った色になっていることがあります。
歯茎が腫れる・出血する・膿が出るなども歯周病では起こりやすい症状です。
このように、歯や歯茎が着色していると不健康な印象を持ちやすく、白い色は健康的であるというイメージがあるのかもしれません。
●明るい性格に感じる
私たちは、特に初めて対面する場合、白い歯の人にはなんとなく明るい性格のような印象を持つのではないでしょうか。
自分の歯にあまり自信がない場合、口を大きく開けることに躊躇する人もいるかもしれませんし、笑顔で人と接することが少なくなり、会話を楽しめないという人もいるかもしれません。
他人の目線を過度に気にしてしまうとコンプレックスになってしまうかもしれません。
本来は明るい性格であっても、性格まで変わってしまうのは本当につらいことでしょう。
歯が綺麗だと自然と自信を持てて、大きな口を開けて笑うことにためらいがなくなり、他人と積極的に交流するようになるかもしれません。
そのために、いつも明るくて元気な人だというように活発な印象を与えやすいといえるでしょう。
●まとめ
白くて綺麗な歯は、「衛生的」・「健康的」・「明るく感じる」という印象を見た人に与えやすくなります。
歯や歯茎が特徴的な色に変色している場合、様々な病気が隠れていることがあります。
見た目の綺麗さがそこまで気にならない時であっても念のためにしっかりと歯科医院で検査してもらった方が良いでしょう。
歯の色や見た目が気になってしまって人と接することについて苦手意識がある方や、笑うことにコンプレックスを感じているような方は、なるべく早めに歯科医院を受診して白い歯を手に入れるようにすると明るい笑顔で毎日を過ごせるようになるでしょう。