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コラム
セラミック治療の特徴【メリット編】
2020.05.29
セラミック治療について、皆様はどのぐらいのことをご存じでしょうか。
「なんとなく聞いたことがあるけれど具体的な内容がよく分からない」、「詳しいメリットについて知りたい」時には、ぜひ今回の特集をご覧ください。
今回は、セラミック治療に関する様々なメリットについてご紹介します。
●セラミック治療のメリットとは
セラミック治療には様々なメリットがありますが、今回は「見た目」、「持続性」、「身体への影響」、「補綴物の精度」重さという代表的な内容についてご紹介します。
それぞれのポイントを確認していきましょう。
・見た目について
セラミックは、陶器にも使われているようにツルツルとした素材から作られています。
汚れが付着しにくく、経年劣化による色の変化が起こりにくい素材です。
透明度も高いために長期にわたって自然の歯と同じような色合いになるため、見た目をコンプレックスに感じることはほとんどないと言えるでしょう。
・持続性について
自然の歯に似た色ツヤを持つのがセラミックの特徴です。
年数によって黄色や茶色などに変化することはほとんどないため見た目の美しさが持続しやすい素材です。
下記の内容は歯科医師と技工士の技量によりカバーできるので削除しました。
強度の持続性もあるために、耐久性も安心できる素材であると言えます。
反面、硬すぎる場合には噛みしめたときに周囲にある歯に悪影響を与えてしまうかもしれません。
上下にある歯が欠けたり、削れたりするリスクもあるため設置する部分に合わせた硬さにする必要があります。
・身体への影響について
セラミックは、金属を使っていない素材であるために金属アレルギーになるリスクを減らせます。
セラミック素材には汚れがつきにくいのでむし歯や歯周病などの歯のトラブルの発生を予防する効果も期待できます。
金属の影響が大きすぎると漏れ出した金属イオンによって歯茎が黒くなる症状が出ることがあります。
加齢などの影響によって歯茎が痩せてしまった時には、さらに黒い色が目立つようになるために前歯のような目立つ場所に使用する場合は注意が必要です。
・補綴物の精度について
卓越した技工士が作ると技術料、製作時間がかかります。
保険内診療ですとそういった技術者で製作することが出来ませんので制度がまずおちます。
人工的な素材である補綴物を歯に使用した時には、精度の低い素材を使ってしまうと、隙間や段差ができやすくなってしまうために細菌が残りやすくなり、むし歯や歯周病などの歯のトラブルにつながってしまいます。
高精度な補綴物は、自然の歯と同じように長く使いやすい素材になりますが人の手で細かな場所まで仕上げるようにするために、技術力や経験力が必要です。
補綴物にこだわりたい時には、確かな技術と経験を備えている歯科医師・歯科技工士のいる歯科医院を選ぶようにしましょう。
●まとめ
セラミック治療には、様々なメリットがあります。
今回は、「見た目」、「持続性」、「身体への影響」、「補綴物の精度」重さという気になる5点についてご紹介しました。
セラミックのメリットを活かした治療をしてみたいと考えている時には、素材自体の特徴をよく知っている歯科医院で相談すると良いでしょう。
セラミック治療後のトラブル発生をできるだけ少なくしたい時には、しっかりした知識があることはもちろん、技術や経験が豊富な歯科医院で治療を行うようにしましょう。
かかりつけの歯科医院でセラミック治療について説明をされたものの、今ひとつ説明に納得ができない時にはセカンドオピニオンとして他院で相談するのも良いでしょう。
長い年数使用できるセラミック治療では、治療後に何らかの相談をしたい時に気軽に相談しやすい環境も重要です。
なるべくセラミック治療をした歯科医院をかかりつけの歯科医院にした方が良いでしょう。
セラミック治療後に定期検診を行うようにすると、歯のトラブルに関して早期発見・早期治療が行えることでしょう。