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コラム

意外と知らないむし歯について

2022.07.22

身近な歯のトラブルといえば、まず思い浮かぶのがむし歯ではないでしょうか。
今回は、むし歯について詳しく紹介していきます。

●どこまでの状態でむし歯と判断されるのか

むし歯は、口の中にいるミュータンス菌が食べ物をエサにして歯垢を作り出します。
歯垢を利用してミュータンス菌は酸を作りだし、その影響で歯が溶けていくと、少しずつ歯の表面から黒い穴ができてきます。

一般的なむし歯のイメージは、歯に穴が開いてしまった状態ですが、むし歯に関しては、C0~C4という4段階の進行状態があります。
それぞれについて、詳しく確認していきましょう。

・C0:初期むし歯
まだ歯に穴は開いていませんが、ミュータンス菌が作り出す酸の影響で歯が溶かされ始めたために、歯の色が薄い茶色や白色が濁った色へと変化してきている状態です。
痛みはほとんど感じないため、自覚症状がない場合が多いです。
歯の成分であるカルシウムやリンが溶け出し始めているため、フッ素などの成分を利用することでこの成分を歯に再度戻して(再石灰化)初期むし歯を予防できます。

・C1:エナメル質がむし歯
歯の一番外側にあるエナメル質に、少しだけ穴が開いている状態です。
一部が茶色や黒色になっていることがあります。
この状態であっても、痛みを感じることはありません。
歯科医院で定期検診をおこなっていれば、初期むし歯として発見されることがあります。
治療としては、むし歯の部分を削ってから詰め物やかぶせ物をするなどで対応します。
一回の治療で終了できる状態ですが、このまま放っておくとさらに状態が悪くなってしまいます。

・C2:象牙質がむし歯
歯の内部には、神経を守るための象牙質があります。
その部分にまでむし歯が進行してしまうと、冷たい物や甘い物などを飲食することで、歯がしみると感じることがあります。
歯に穴が開いて、黒っぽくなっているため、むし歯と聞いてまず誰もがイメージする姿に近い状態です。
場合によっては複数回治療が必要なこともありますが、基本的にはC1同様に、むし歯の部分を削ってから詰め物や被せ物をするなどの対応をおこないます。

・C3:神経に達するむし歯
大きな穴が開いてしまって、歯の内部にある神経にまでむし歯が進行してしまった状態です。
ズキズキとした痛みがあるむし歯です。
頬全体に痛みを感じることもあります。
ここまで進行してしまうと、麻酔を使いながらの治療が必要になります。
歯の神経も除去しなければならないので、複数回の治療で歯の中を消毒しながらおこないます。
かぶせ物などが必要になります。

・C4:歯がなくなった
むし歯の穴が大きくなりすぎて、歯がほぼなくなってしまった状態です。
痛みだけではなく、歯根が腐敗して膿が出ることもあります。
歯根しか残っていない状態なので、ここまで進行してしまうと、治療としては歯を抜くことがほとんどです。
歯根の状態が良ければ、歯根だけを残して人工歯を利用することもあります。

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歯科検診でよく聞く「C」の意味は?

●むし歯になると強い痛みを感じるのはなぜ

体が痛みを感じることで、何らかの異変があることに気付けます。
例えば、転んだ時に体をぶつけてしまうと痛みを感じます。
外部から刺激を受けると、その情報が神経を通じて脳へと届くため、痛みを感じます。

歯のエナメル質には、痛みを伝える神経がないため、C0~C1の状態では、痛みを感じることはありません。
むし歯のC2~C4では、むし歯が進行してしまって、神経を刺激することで強い痛みを感じます。

痛みが弱いからといってむし歯を放置してしまうと、強い痛みに変わってしまうため、痛みを感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。

●むし歯の予防法は

むし歯になったらすぐ歯科医院を受診することが大切ですが、本来は「むし歯にならない」ことが理想です。
毎日の歯ブラシ・こまめなうがいをして口腔内を清潔に保つことが、基本の予防法と言えるでしょう。
下記では、その他の予防法を紹介します。

・歯間ブラシやデンタルフロスを使う
意外に汚れが溜まりやすいのが、歯と歯の隙間、歯と歯茎の間です。
一見食べカスが詰まっているように見えなくても、気づかぬうちに汚れが溜まりむし歯になってしまうことが多いため注意しましょう。
歯ブラシだけでは届かないことも多く、歯間ブラシ・デンタルフロスの活用が効果的です。
歯間ブラシやデンタルフロスは、ドラッグストアや100円ショップでも気軽に入手できます。
可能であれば毎日、頻度が低めでも2日に1回は実施しましょう。
取り残した歯垢は2~3日で石灰化するため、それより早く除去することが大切です。

・間食を控える
間食が習慣化していると食事と食事の間隔が短くなり、常に口のなかに食べ物がある状態が続きます。
歯に汚れが付着しやすくなるだけでなく、口内環境が酸性に傾いてミュータンス菌が増殖しやすくなるため注意しましょう。
可能であれば3食しっかり食べ、半端な時間に空腹がこないよう対策するのが理想です。
まだ胃が小さく頻繁な栄養摂取が必要なお子様や、定期的に間食を楽しみたい方は、間食の度にデンタルケアするとよいでしょう。
出先でしっかり歯磨きできない場合、うがいをするだけでも効果があります。

・よく噛んで食べる
唾液には浄化作用が含まれており、歯や口のなかにある汚れを洗い流してくれます。
また、ミュータンス菌をはじめとする細菌が作る酸(乳酸)を薄める効果もあるため、歯の表面が溶けることを予防してくれるのです。
そのため、食事時はよく噛んで食べることを意識し、唾液の分泌を助けましょう。
とくに年齢を重ねてからは、若いときと同じように咀嚼していても唾液の分泌量が減ってしまうため要注意です。
むし歯ができやすくなるだけでなく、丸呑み気味になり消化器官に負担をかけたり、喉に詰まったりしやすくなることも危険視されています。
若い人も今のうちから「噛む」習慣をつけておけば、歯の健康寿命も高まりそうですね。

・歯科医院でクリーニングする
最近は「予防歯科」という言葉が定着しつつあり、「むし歯にならないために歯科医院に通う」人が増えました。
ひと昔前は「歯科医院はむし歯・歯周病のある人が行く場所」というイメージも根強かったですが、現在は歯科医院利用のハードルが下がっていると言えるでしょう。
定期健診を兼ねて3~4ヶ月に一度歯科医院に通っておけば、都度クリーニングしてもらうことが可能です。
歯垢だけでなく、セルフケアでは取り切れない歯石・着色も除去できるため非常にすっきりするでしょう。
また、自分の手癖に合わせた磨き残しの多い場所などを知る場としても役立ちます。
大人になってから自分の歯磨きを見直す機会は意外と少ないものです。
思い立ったが吉日で、歯科医院を訪れてみるとよいでしょう。

・フッ素やトリートメントなどミネラルパックを活用する
歯科医院では、クリーニングだけでなくフッ素の塗布やクリーニングなどミネラルパックを実施していることが多いです。
むし歯に強い歯を作り、再石灰化を促進するための取り組みにもなるため、相談してみるとよいでしょう。
初期むし歯はフッ素を活用して削らない治療ができることも多く、身体的なストレスもコスト負担も下げられます。
歯科医院に通院する習慣があれば、早期発見・早期治療できる可能性も高まるでしょう。
「むし歯になって痛い治療をするのは避けたい!」と考える方にこそ、おすすめの方法です。

●まとめ

むし歯は軽い病気だと思われがちですが、悪化すると最悪の場合は歯を失ってしまうこともあります。
定期的に歯科医院を受診することでむし歯の発生予防と早期発見・早期治療を目指しましょう。

当院の予防メンテナンスも併せてご覧ください。

メンテナンス

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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