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コラム
白い歯を保つための予防歯科
2020.01.22
モデルや芸能人には、白くて綺麗な歯をした人がたくさんいます。
最近では、一般人でも綺麗な歯にしたいと希望する人がいますが、白い歯を保つためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
今回は、白くて綺麗な歯を手に入れるためのコツや注意点についてご紹介します。
美容や健康に興味がある方は、ぜひご覧ください。
●歯が黄ばむ原因
そもそも、歯はどうして黄ばんでしまうのでしょうか。
・個人差
歯は主に、内部にある象牙質と外部のエナメル質という成分で作られています。
エナメル質は半透明の色をしているため、目に見える歯の色は、実際には内部にある象牙質の色が透けて見えています。
基本的に象牙質は乳白色をしているのですが、髪や肌の色と同様に、本来生まれ持った色にはある程度の個人差があります。
生まれつき白く見える人もいれば、黄色の人もいます。
子供の頃から歯の色に悩んでいるという人はこれに当てはまります。
・着色汚れ
食品や飲料などによって、歯の表面に汚れがついてしまうと、その汚れが色素汚れとなって歯に付着したままになってしまいます。
「コーヒーや紅茶など」に含まれるタンニンやカテキン、「チョコレートや赤ワインなど」に含まれるポリフェノール、「カレー粉、ソースなど」に含まれる着色料や、「タバコ」のヤニなどが原因で着色汚れが発生してしまいます。
これらの原因となる飲食物・趣向品を避けながら着色汚れを取り除くことで白い歯を取り戻しやすくなります。
特に現在喫煙中の方は、歯の白さ以外にも歯周病などの口腔内トラブルが発生しやすくなるため、なるべく禁煙する努力をしてみると良いでしょう。
・歯の成分が減っている
食事や間食などをしていると、糖分を利用してミュータンス菌が発生しやすくなります。
ミュータンス菌は、酸を作り出すため、歯に含まれているカルシウムやリンなどの成分が外に溶けだして(脱灰)しまいます。
しばらくすると、唾液成分によって成分が歯に戻る(再石灰化)ようになりますが、間食を長く続けていたり、スマホやテレビを見ながらだらだら食事をしていたりすると、脱灰をしている時間が長くなってしまうため、歯の成分が減ったままになってしまいます。
歯の成分が少なくなると、歯の表面にはギザギザやデコボコができやすくなるため、ツヤや輝きが減ってしまい歯の黄ばみが目立ちやすくなります。
・加齢
年齢を重ねるにつれて、外部にあるエナメル質が薄くなるため、内側にある象牙質の色が透けて見えやすくなってしまいます。
若い頃よりも黄色い歯が増えてきたと感じている方は、この場合がほとんどです。
●白い歯のために自分でできること
着色汚れを防ぐためには、着色しやすい食品・飲料をなるべく避けることが重要です。
特にタバコは百害あって一利なしとも言われているため、自力禁煙が厳しい時には、禁煙外来の利用も検討するようにしましょう。
間食や食事をだらだらするのは避けましょう。
特に糖分が多い食品を頻繁に摂取してしまうと、歯の成分にも悪影響を及ぼします。
薬用成分が含まれている歯磨き粉を利用して正確なブラッシングすると、さらに白い歯に導きやすくなります。
定期的に歯科医院を受診して、クリーニングやブラッシング指導を受けるのも良いでしょう。
加齢や個人差が原因で歯の黄ばみが目立つと感じている方は、なるべく早めにかかりつけの歯科医まで相談するようにしましょう。
●歯科医院によるメンテナンス
アメリカは、歯の白さがその人自身のステータスとなっているため、身だしなみの一つとしてホワイトニングをすることが多い文化です。
アメリカの場合はホワイトニング薬剤が歯科医院以外でも手軽に入手できる環境ですが、日本では濃度の高い薬剤の利用は、専門家のいる歯科医院でしか行えないことになっています。
ホワイトニング自体の効果は、歯科医院で行った場合は約3〜6か月です。
歯科医院を受診すれば、歯の清掃や研磨も併せて行ってもらえるため、さらにホワイトニングの効果が高まります。
●まとめ
京都市にあるオズデンタルクリニックでは、単に歯を白くするだけではなく、機能性を兼ね揃えた治療が可能です。
目標とする白さを手に入れるために、口の中全体の健康を一緒に考えていきましょう。