白い歯を保つためには?綺麗な歯を手に入れるためのコツや注意点

京都歯科医院オズデンタルクリニック

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コラム

白い歯を保つための予防歯科

2022.07.01

モデルや芸能人には、白くて綺麗な歯をした人がたくさんいます。
最近では、一般人でも綺麗な歯にしたいと希望する人がいますが、白い歯を保つためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

今回は、白くて綺麗な歯を手に入れるためのコツや注意点について紹介します。
美容や健康に興味がある方は、ぜひご覧ください。

●歯が黄ばむ原因

そもそも、歯はどうして黄ばんでしまうのでしょうか。

・個人差
歯は主に、内部にある象牙質と外部のエナメル質という成分で作られています。
エナメル質は半透明色なため、目に見える歯の色は内部にある象牙質の色が透けて見えています。
基本的に象牙質は乳白色ですが、髪や肌の色と同様に、本来生まれ持った色にはある程度の個人差があります。
生まれつき白く見える人もいれば、黄色く見える人もいます。
子供の頃から歯の色に悩んでいるという人はこれに当てはまります。

・着色汚れ
食品や飲料などによって、歯の表面に汚れがついてしまうと、その汚れが色素汚れとなって歯に付着したままになってしまいます。
「コーヒーや紅茶など」に含まれるタンニンやカテキン、「チョコレートや赤ワインなど」に含まれるポリフェノール、「カレー粉、ソースなど」に含まれる着色料、「タバコ」のヤニなどが原因で着色汚れが発生してしまいます。

これらの原因となる飲食物・嗜好品を避けながら着色汚れを取り除くことで白い歯を取り戻しやすくなります。
特に喫煙中の方は、歯の白さ以外にも歯周病などの口腔内トラブルが発生しやすくなるため、なるべく禁煙する努力をしてみると良いでしょう。

・歯の成分が減っている
食事や間食をしていると、糖分を利用してミュータンス菌が発生しやすくなります。
ミュータンス菌は、酸を作り出すため、歯に含まれているカルシウムやリンなどの成分が外に溶けだして(脱灰)しまいます。
しばらくすると、唾液成分によって成分が歯に戻る(再石灰化)ようになりますが、間食を長く続けていたり、スマホやテレビを見ながらだらだら食事していたりすると、脱灰している時間が長くなってしまうため、再石灰化することなく歯の成分が減ったままになってしまいます。
歯の成分が少なくなると、歯の表面にはギザギザやデコボコができやすくなるため、ツヤや輝きが減ってしまい歯の黄ばみが目立ちやすくなります。

・加齢
年齢を重ねるにつれて、外部にあるエナメル質が薄くなるため、内側にある象牙質の色が透けて見えやすくなってしまいます。
若い頃よりも黄色い歯が増えてきたと感じている方は、この場合がほとんどです。
また、長年使ってきた歯には過去の食品・嗜好品の成分が染みついていることも多く、若い人と同じものを口にしていても黄ばみやすく感じられることが多いでしょう。
歯の表面に細かな傷がついている場合は色素が入り込みやすくなり、黄ばみが目立ちやすくなるケースもあります。

・喫煙習慣
喫煙習慣がある人は、歯が着色しやすくなります。
歯の表面を薄くコーディングしている「ペリクル」という成分は、タバコに含まれているタールをくっつけやすい性質を持っています。
そのため歯がタールの汚れを付けてしまい、結果的に黄ばんで見えてしまうのです。
ペリクル自体は外的な刺激から歯を守る役割を果たすため必要な成分であり、欠かせないものです。
可能であれば禁煙・減煙も視野に入れ、健康的な歯を手に入れましょう。

・不十分なブラッシング
歯磨きによるブラッシングが不十分で汚れや食べカスが残っている場合も、歯が黄ばむ原因になります。
一時的なものであれば歯磨きを念入りにおこない解消できますが、日常的に歯磨きの習慣がない場合、汚れが原因となり歯の表面に細菌が繁殖します。
歯垢(プラーク)が生まれ、歯の表面で石のように固くなって歯石となることもあるでしょう。
黄ばみだけでなく、虫歯・歯周病・歯槽膿漏の原因にもなるため定期的なブラッシングを意識しましょう。

・服用している薬・怪我・病気の影響
服用している薬・怪我・病気の影響で歯が黄ばんでしまうケースがあります。
代表的な薬として、「テトラサイクリン」が挙げられます。
抗生物質の一種であり細菌に高い効果を発揮する一方、乳児・幼児などが多量に服用すると歯が変色しやすくなるため注意が必要です。
また、怪我・病気によって歯の質そのものが変わり、黄ばんで見えてしまうことも少なくありません。
転倒して歯をぶつけたことによって神経が死んでしまった場合、黄ばんだり灰色がかったりすることもあります。

●白い歯のために自分でできること

白い歯を保つために自分でできることを紹介します。
日常的なメンテナンスが万全であれば、加齢などやむを得ない原因による黄ばみも遅らせられるでしょう。
虫歯・歯周病予防にも効果があるため、チェックしてみてください。

・生活習慣を見直す
歯の着色汚れを防ぐためには、着色しやすい食品・飲料をなるべく避けることが重要です。
お茶・コーヒー・紅茶・赤ワインなどステインを多く含む飲料や、カレー・醤油・ケチャップ・ソースなど味・色共に濃いものを適量にしましょう。
食事のだらだら食べを避ける、三食しっかり食べて間食を減らすなどの対策も効果的です。
また、百害あって一利なしといわれるタバコは可能な限り減らし、できれば禁煙しましょう。

とはいえ、コーヒーや紅茶などの嗜好品は日常的に愛飲している方も多いでしょう。
着色しやすいものを口にしたあとはなるべく早く歯磨きするなど、避ける以外の方法もあります。
出先で歯磨きできない場合は、うがいする・水を口に含むなどの手段もおすすめです。

・薬用成分が含まれている歯磨き粉を利用する
薬用成分が含まれている歯磨き粉を利用し、正しいブラッシングを意識してみましょう。
食べカス残りによる着色を防ぎやすく、口臭・虫歯・歯周病の予防にもなるため一石二鳥です。
コーヒーや紅茶などステインによる着色汚れは、「メタリン酸ナトリウム」による除去が効果的です。
日常的に着色しやすいものを口にする方は、メタリン酸ナトリウム配合の歯磨き粉を選んでもよいでしょう。
また、意外に見落としやすい歯と歯の間・歯と歯茎の間も意識し、歯間ブラシなどを効果的に活用していくこともおすすめです。
歯科医院でも磨くときの癖を指摘したり磨き残しの多い場所をチェックしたりできるため、健診も兼ねて定期的に相談していくことをおすすめします。

・唾液を増やす工夫
唾液には、歯の汚れを洗い流し歯の再石灰化を助ける効果があります。
よく噛んで食事したり口の中が乾燥しないよう定期的に水分補給したりするとよいでしょう。
特に年齢を重ねると唾液の分泌力が弱くなってしまうため、対策したいポイントです。

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なぜ白い歯は良い印象になるのか

●歯科医院によるメンテナンス

アメリカでは、歯の白さがその人自身のステータスとなっているため、身だしなみの一つとしてホワイトニングすることが多い文化です。
アメリカの場合はホワイトニング薬剤が歯科医院以外でも手軽に入手できる環境ですが、日本では濃度の高い薬剤の利用は、専門家のいる歯科医院でしかおこなえないことになっています。

ホワイトニング自体の効果は、歯科医院でおこなった場合は約3〜6か月です。
歯科医院を受診すれば、歯のクリーニングや研磨も併せてしてもらえるため、さらにホワイトニングの効果が高まります。

●まとめ

京都市にあるオズデンタルクリニックでは、単に歯を白くするだけではなく、機能性を兼ね揃えた治療が可能です。
ホワイトニングだけでなく健康な歯を維持する方法もご提案します。
目標とする白さを手に入れるために、口の中全体の健康を一緒に考えていきましょう。

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ホワイトニング

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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