ホワイトニング治療後にしてはいけない、気を付けるべきこととは?

京都歯科医院オズデンタルクリニック

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コラム

ホワイトニング後に気を付けること

2022.06.17

歯を白くできると人気のホワイトニングですが、ホワイトニングの効果は時間の経過とともに少しずつ減っていくのが一般的です。
しかし、ホワイトニング後にさまざまなことに気を付けることで、効果を持続させやすくなります。
今回はホワイトニング後に注意するポイントについてまとめました。
ホワイトニングする予定がある方や、ホワイトニングに興味があるという方は、一度内容をご覧ください。
 

●飲食物に注意

ホワイトニング後に注意すべきポイントとして、特に重要なのが飲食物です。
避けたほうが良い飲食物を意識することで、効果を長持ちさせられる可能性があります。
歯は外側にあるエナメル質と内側にある象牙質でできています。
通常はたんぱく質でできている膜がエナメル質を保護しています。しかしホワイトニングをすると、このたんぱく質が表面にある汚れとともに除去されてしまい、エナメル質は保護されず、むき出しの状態になります。
この時に色の濃い食べ物や飲み物を摂取すると、歯の表面のエナメル質に着色してしまいホワイトニングの効果が低下してしまいます。
ホワイトニング後は通常の状態に戻るまで1〜2日程度かかるので、その間は飲食物に注意が必要です。

・着色しやすいので避けた方が良い飲食物
例)コーヒー、紅茶、コーラ、赤ワイン、カレー、焼きそば、チョコレート、焼き肉など

ホワイトニング後の歯は敏感になっているので、上記の食べ物は控えるようにしましょう。
また、色味の強い食べ物の摂取を繰り返していると歯に着色しやすくなります。
ホワイトニングによって剥がれた歯の表面を覆う被膜(ペリクル)が回復するまでの、24~36時間程度は避けておいた方が良いでしょう。

・痛みを感じやすいので避けた方が良い飲食物
例)レモン、からし、わさび、ケチャップ、マスタードなど

上記の飲食物を口にすると、一時的に痛みを感じやすくなります。
ホワイトニング直後は歯の表面を覆う被膜(ペリクル)が剥がれていることが多く、知覚過敏になりやすいため注意しましょう。
また、熱いスープはよく冷まして飲んだり、アイス・氷・フローズンフルーツなども避けたりした方が良いでしょう。
これ以外にも避けた方がいい飲食物はたくさんあります。
ホワイトニングをおこなう場合には必ず確認しましょう。

・ホワイトニング後に食べても問題がないもの
例)米・パン・イモ類・ナッツ類・牛乳やヨーグルトなどの乳製品・白ワイン・鶏肉・白身魚・貝柱・エビ・しらす・ホワイトソースなど

基本的に、色が濃い食べ物や刺激物を避けた食事がよいでしょう。
また、ポリフェノール・アントシアニン・タンニン・カテキンなどが含まれている食品を避け、色素が薄めのものを食べるのが理想です。
ホワイトニングは外科治療などを伴わないため明確な食事制限を設けることはありませんが、ホワイトニング効果を長持ちさせるためにも食事には十分気を配っておきましょう。

・避けた方が良い飲食物を口にした場合の対処法
ホワイトニング後に避けた方が良い食べ物は多数ありますが、生活するうえで避けられないシーンもあるでしょう。
また、嗜好品も多数含まれているため、どうしても食べたいと感じることがあるかもしれません。
紅茶やコーヒーなど飲み物を口にする場合は、ストローを使うなど工夫しなるべく歯に直接触れないようにすることが大切です。
また、食後早めにうがいとブラッシングをして、食べかすや色素が口の中に残らないよう意識しましょう。
歯をコーティングする効果のある牛乳などを先に含んでおき、その後飲食することも効果的です。
無理に食事制限をしてストレスを感じながらホワイトニングするよりも、手軽にホワイトニングできるよう調整しながらバランスを取っていくことがおすすめです。

●禁煙する

ホワイトニング後は禁煙をした方が良いでしょう。
タールやヤニは黒くて濃い色をしているため着色しやすく、たばこに含まれているニコチンは体内に入ると強く血管を収縮させるため、歯や歯茎の健康を損ねてしまいます。
また、タバコに含まれている一酸化炭素は血液中の酸素運搬力を下げるため、体全体の健康を害します。
ホワイトニング後はエナメル質やペリクルのダメージ回復に努めるよう、体内の働きを妨げやすい喫煙は避けた方がよいです。
虫歯や歯周病による汚れや黒ずみを予防しホワイトニング効果を高めるためにも控えましょう。
喫煙者の方は歯茎の色が黒ずんでいて、気になるということもあるのではないでしょうか。
歯が白くなって健康的な印象になったとしても、歯茎がどんよりとした色合いではもったいないです。
ホワイトニングをきっかけに禁煙することで、健康的な色合いの歯茎を取り戻してみてもいいでしょう。

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白い歯を保つための予防歯科

●うがい薬を使わない

意外にも見落としがちなのが、うがい薬です。
イソジンなどのうがい薬に含まれるポビドンヨードやクロルヘキシジンは口腔内を清潔に保ちウイルスや細菌の働きを抑える効果がありますが、ホワイトニング後には多用しない方がよいでしょう。
過去に使用歴のある方はご存知かと思いますが、液自体が濃い茶色をしており、着色成分が含まれています。
新型コロナウイルスが流行している昨今、うがい薬を使って十分にうがいしたいと考える方も多いかと思いますが、ホワイトニング後は使い過ぎないよう意識してみましょう。

●正しいブラッシング

ホワイトニング後の白さを保つためには、正しいブラッシングが必要です。
食後の歯磨きで表面にある汚れを落とすことはもちろん、隙間に入った汚れを取り除くためのデンタルフロス・歯間ブラシの利用をおすすめします。
舌の色が白や黄色になりやすいという方は、汚れが舌につきやすい可能性があります。
舌専用のブラシなどで優しく丁寧にブラッシングすると、口の中全体を綺麗に保てます。
奥歯・歯の裏側などは磨き残しが出やすい箇所ですので、1本1本丁寧にブラッシングするようにしましょう。
ご自身のブラッシングに自信がない時には、歯科医院で磨き残しが出にくいブラッシング方法を学ぶこともできます。
磨いても取れない汚れがある時には、専用の機械による施術が必要な時期かもしれません。
そんな時には、歯科医院で適切なクリーニングを受けて、効果を長持ちさせるようにしましょう。

●次の通院スケジュールを確認しておく

刺激の多い食生活に偏っていたり、直後からヘビースモーカーとなっていたりしない限り、ホワイトニングの効果が早々に薄れることはありません。
しかし、効果を長続きさせたいのであれば定期的なホワイトニングがおすすめです。
そのため、事前に次の通院スケジュールを確認しておくとよいでしょう。
なるべく仕事やプライベートに影響がないよう先に予定を組んでおけば、通院が負担になることもないでしょう。
また、虫歯や歯周病など歯の病気を早期発見・早期治療することにもつながるため、検診も兼ねて定期的にチェックしてもらうことが理想です。

●まとめ

ホワイトニング後には注意すべき点が多数あります。
基本的な注意事項としては、今回ご紹介したように「食べ物」、「禁煙」、「ブラッシング」ですが、それぞれの歯の状態によっては、さらに気を付けなければならないこともあります。
治療前にはご自身の歯が現在どのような状態で、どのようなことに注意すればよいかを必ずかかりつけの歯科医師へ確認するようにしましょう。

当院のホワイトニング施術も併せてご覧ください。

ホワイトニング

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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