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コラム

歯の根元が黒ずんできた!?原因と治療法について

2021.09.16

鏡を見ていて、歯が黒ずんできたように感じる方はいませんか?
歯の根元や歯と歯茎の間が黒く変色してきてしまう現象は「ブラックマージン」と呼ばれ、見た目の美しさを損ねるものとして知られています。
特に人工歯を入れる治療をした人に起こりやすく、人工歯の経年劣化や歯周病の罹患があると更にブラックマージンが起こる可能性が高まります。

今回は、歯の根元が黒ずむ「ブラックマージン」の原因や治療法を解説します。

予防法にも触れますので、今のうちに対策を始めたい人も参考にしてみてください。
 

■ブラックマージンの原因

まずは、ブラックマージンが生じる原因を紹介します。
なぜこのような症状が出てしまうのかに目を向け、自分に当てはまる要素があれば注意しておきましょう。

〇金属を使った人工歯を使用している
過去に治療した人工歯や被せ物に金属素材が使われている場合、錆びや金属の溶け出しが原因となって歯を黒くしてしまうことがあります。
「メタルタトゥー」と呼ばれることもあり、特に治療から年数が経っている場合や他にも口腔内のトラブルを抱えている場合に起こりやすいのが特徴です。

〇プラスチックを使った人工歯を使用している
人工歯や被せ物にプラスチック素材が使われている場合も、同様の変色が起こる場合があります。
経年劣化によって黒ずみや着色汚れが発生した人工歯と色合い差が生じ、ブラックマージンになってしまうのが特徴です。

〇歯周病の進行により歯茎が痩せている
歯周病の進行により歯茎が痩せることで、歯の露出する面積が増加します。
結果として人工歯の金属部分が露出していて、色合いの違いが目立つようになり、ブラックマージンとして現れます。

〇歯ぎしり・食いしばり・過度なブラッシングなど歯にダメージが加わっている
寝ている間の歯ぎしり、無意識のうちの食いしばり、強い力を入れすぎているブラッシングなど、歯に加わるダメージが原因でブラックマージンが起きる場合もあります。
歯に強い圧力がかかって歯根や歯根周辺が吸収されてしまい、歯茎が下がり人工歯の土台が見えてしまうことが原因とされています。
ブラッシング法の見直しや、マウスピースを使った歯ぎしり・食いしばり対策が求められます。

〇【参考】ブラックマージン以外の黒ずみもある!
ブラックマージンが生じることで歯の根元や歯茎との境目が黒ずんでしまいますが、原因が必ずしもブラックマージンとは限りません。
例えば、虫歯が象牙質や歯髄にまで広がり、根本に限らず歯が黒ずんでしまうことがあります。
また、コーヒーやワインを多く摂ることによる着色汚れ、タバコによるヤニ汚れ、歯を強く打つような怪我をして神経が死んでしまうことによる黒ずみも挙げられます。
これらは歯の根元だけでなく全体的に黒ずんでしまうことが多いですが、黒ずみの発生箇所だけで自己判断するのは避けましょう。
ブラックマージンかどうか見分けがつかない場合は歯科医師に相談し、今の状態を明らかにしたうえで治療方法を相談するのがおすすめです。
 

■治療法

次に、ブラックマージンが生じてしまったときの治療法を紹介します。
人によって最適な治療法は変わりますので、かかりつけ医と相談しながら決めることが重要ですが、目安のひとつとして検討してみてください。

〇人工歯の素材を変更する
金属を使った人工歯を使用している場合、素材を変更することで対処可能です。
人工歯の土台となる部分を除去し、必要に応じて神経部分の再処置をしながら土台部分をオールセラミックやファイバーコアなどメタルフリーな素材に変更します。
金属の錆や溶け出しによる黒ずみを長期的に防ぎやすくなり、自然な白い歯を手に入れやすくなるでしょう。

〇歯と人工歯の境目を歯茎の下に埋め込む
人工歯の再治療を行い、土台部分を歯茎の下に埋め込む方法もあります。
歯を歯茎下0.5mm程度まで削り込んで歯茎を被せるため高い技術が必要ですが、素材を変更したくない場合に相談してみましょう。

〇歯周病治療を行う
ブラックマージンの原因が歯周病によるものであれば、歯周病治療が効果的です。
顎の骨を再生させる治療や、今ある歯茎を移植する治療をすることで歯茎の痩せを改善できる可能性がありますので、こちらも相談してみましょう。
なかには、治療が済んでからヒアルロン酸などを定期的に注入し、コラーゲン線維の形成を助ける効果を狙う場合もあります。
 

■予防法

最後に、ブラックマージンにならないための予防法を紹介します。
ブラックマージンの原因にひとつでも心当たりがある方はもちろん、今後黒ずみを防ぎたい方も、下記の内容を意識していきましょう。

〇適切なブラッシングを心がける
まずは、適切なブラッシングを心がけることが重要です。
ブラックマージンを避けるためには、歯周病などの影響で歯茎が痩せることを防ぐ必要があります。
錆や溶け出しが生じておらず、まだまだ使用できる金属製人工歯の状態であっても、歯周病によって早々に追加の治療が必要になることもあるでしょう。
ブラッシング法を見直して磨き残しを生まないよう意識し、デンタルフロスなども活用して歯と歯の間の歯垢除去なども行っていくのがポイントです。

〇定期的にメンテナンスや健診に通う
日々気を付けていても、加齢に伴う唾液の減少や生活習慣によって歯周病の罹患リスクが増えてしまう人もいます。
万が一歯周病になってしまった場合、早期に治療することが大切です。
歯茎が痩せてブラックマージンにならないためにも、定期的にメンテナンスや健診に通い、トラブルに気づけるよう対策しておくことが効果的です。

〇人工歯に金属素材を使用しない
今後人工歯を入れる必要が出てきた場合、金属を使用しない素材を使うのもよいでしょう。
メタルフリーの素材であれば、黒ずみが発生しにくくなります。
素材によっては保険適用にならないため高額になりやすいというデメリットもありますが、長期的に使用することや再治療が必要になる可能性と照らし合わせながら決めていくことが重要です。
どんな素材がいくらするのか、治療後のメンテナンス頻度はどうか、メリットとデメリットは何か、歯科医師と相談しながら納得できる素材を探していきましょう。

〇生活習慣の見直し
皮膚や粘液を正常に保つビタミンAを多めに摂取したり、歯肉の形成に必要なコラーゲンを得るためにビタミンCを摂取したりするのが有効です。
治療後は細胞再生やエネルギー回復のために、ビタミンBやタンパク質を摂るのがよいでしょう。
また、歯周病や虫歯を予防するために禁煙も効果的です。
基本的な生活習慣が歯に与える影響は意外に多いものです。
無理のない適度な運動や、リズムを整えた睡眠なども意識しながら、生活習慣を整えていきましょう。
 

■まとめ

ブラックマージンは、虫歯や歯周病などの病気ではないため、痛みや不快感が出ることはほとんどありません。
しかし、審美性を損ねるため見た目の印象をマイナスに左右しやすく、
「黒ずみが目立ってしまって自分に自信が持てなくなった」
「人前で歯を見せるような笑い方や食事するのが恥ずかしくなった」
という悩みを抱えやすくなってしまいます。

以前と比較して歯の黒ずみや歯茎との境目部分の変色が気になるようであれば、まずは歯科医師に相談しましょう。
治療の流れやその後の対策などもしっかり聞き、放置せず納得のいく治療を受けられれば悩みの解消に一歩近づくでしょう。

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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