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コラム

口の中の乾燥には要注意!口腔乾燥症(ドライマウス)とは?

2021.05.15

唾液の分泌量が減少し、口の中が乾いてしまう「口腔乾燥症」は、ドライマウスとも呼ばれています。唾液に含まれている抗菌・自浄作用が損なわれてしまうため虫歯や歯周病の原因になりやすく、口臭・嚥下障害を引き起こすこともあり、早い段階での治療が望まれます。
今回は、口腔乾燥症の原因や治療法について解説します。
 

■口腔乾燥症(ドライマウス)の原因

まずは、口腔乾燥症の原因を確認していきましょう。

〇加齢
加齢によって筋力が衰えたり、唾液腺の機能が低下したりすることで唾液量が減り、口腔乾燥症になることがあります。
特に40代以降の方や更年期障害のある年代に多く、口の中がネバつく・カサつく・ザラつくという症状がある場合、口腔乾燥症が疑われます。

〇ストレス
ストレスが原因で自律神経が乱れ、口腔内の乾燥が慢性化してしまうことがあります。不規則な睡眠リズムや偏った食事が体のストレスとなって、このような症状が出ている場合もありますので、まずは心当たりがないか探していきましょう。

〇タバコ・アルコール・カフェイン
喫煙を頻繁にすることで自律神経が乱れ、唾液の分泌量が減少してしまう場合があります。
また、アルコールやカフェインを多く摂取し、利尿作用が働くことで体が慢性的な水分不足になることもありますので、摂り過ぎには注意しましょう。

〇薬の副作用
薬の副作用で口腔乾燥症になる場合もあります。抗うつ剤・鎮痛剤・降圧剤などに多くみられるほか、花粉症の薬で目や口が乾くといった副作用が出るケースがあります。
薬の種類によっては、副作用欄に「唾液分泌低下」と書かれていることがありますので、常備薬があれば確認してみましょう。

〇水分不足
水分をこまめにとる習慣があまりなかったり、下痢・嘔吐など体調不良のときに水分補給ができていなかったりすることで、一時的に口腔乾燥症になります。
夏場たくさん汗をかいているのに湿度の高さから気づけていない、もしくは冬場の乾燥でいつの間にか口が乾いている、ということもありますから、年間を通してしっかり水分補給は行っていきましょう。

〇口呼吸
日常的に口呼吸する癖がついていたり、鼻づまりや花粉症が原因で鼻呼吸できなかったりする場合も、口が乾きやすくなります。また、寝ている間に口が開いていたり無呼吸症候群になっていたりすることで、無意識のうちに口呼吸してしまうこともあるでしょう。

〇シェーグレン症候群
唾液腺だけでなく、涙腺や汗腺など全身の分泌腺に炎症がおき、ドライマウス・ドライアイを引き起こす病気です。免疫の過剰反応としても知られ、分泌腺だけでなく全身の臓器に影響を及ぼすこともあり、歯科以外の診療が必要なケースもあります。

■口腔乾燥症(ドライマウス)による影響

次に、口腔乾燥症による影響をお伝えします。「口が乾くくらいなら水を飲めば大丈夫」と、つい治療を先送りしてしまう人もいますが、早期治療の重要性を知っておくことも大切です。

〇虫歯・歯周病
唾液には、抗菌作用や自浄作用があります。汚れを洗い流せず、乾燥から守れなくなり、衛生的な口腔環境を維持できなくなることで、虫歯や歯周病になってしまうことも考えられます。
痛みが酷くなってしまったり抜歯しなければならなかったりすることもあるので、定期的な健診をして早期発見・早期治療を心掛けましょう。

〇口臭
唾液の自浄作用が働かず口の中に汚れや食べかすが残ってしまうことで、口臭が発生します。
タバコ・アルコール・カフェインを摂取して口腔乾燥症になっているのであれば更に口臭が強まりやすく、周りの人に指摘されて自信を失ってしまう人も少なくありません。
虫歯や歯周病にも関連する症状なので、口臭が気になる場合も歯科クリニック受診をおすすめします。

〇嚥下障害
口腔内の水分が失われることで食べ物を咀嚼したり飲み込んだりしづらくなり、嚥下障害に発展する恐れがあります。
食事を摂るのに時間がかかるため、必要な食事量が摂れなくなったり、柔らかく水気のあるものばかり好んで、更に顎の筋肉が衰えたりするなどの影響も出てきます。
特に高齢者には、食べ物が気管に入ってしまうことで肺炎を起こしてしまう「誤嚥性肺炎」がよくみられますので、十分な水分とともに食事を摂るよう心がけましょう。

〇味覚障害
唾液には、舌の味覚器官である「味蕾」の働きを助ける機能があります。
唾液が少なくなることでこの機能が失われ、「いつもと違った味に感じる」「薄味で何を食べても物足りない」という味覚障害が起こります。
塩分・糖分を摂り過ぎたり、食事が楽しくなくなって食欲が落ちたり、生活習慣が乱れることで歯科以外の病気にかかる危険性もあります。

〇舌の痛み
舌がピリピリ・チクチクと痛むような舌痛症に悩まされることがあります。
口の乾燥が長期間続くことで舌が割れ、水分補給や食事の際に痛み、食欲低下につながります。
水分補給で少し痛みが和らぐこともあるため「いつも痛いわけじゃないから大丈夫」と考えやすいのも危険なポイントです。違和感があれば早めに歯科クリニックへ相談しましょう。

■口腔乾燥症(ドライマウス)の治療方法

では、口腔乾燥症をどう治療していくのか、解説します。

〇人工唾液
人工唾液を使うと、口腔内に潤いが補えます。なかには唾液腺の活動をサポートする効果のあるものもありますので、より高い効果が期待できるでしょう。
ただし、どんな症状の方に使っても保険適用になるわけではありません。シェーグレン症候群や一部の病気にのみ保険適用されますので、一度歯科クリニックにご相談ください。

〇保湿ジェル
口腔内の湿り気を足すために、保湿ジェルや保湿リキッドを使う方法があります。
乾燥対策だけでなく粘膜の保護にも使えるアイテムなので、口の機能を補助するためにも活用されています。

〇歯列矯正
口呼吸の原因のひとつとして、歯並びの乱れが挙げられます。出っ歯や開咬の人は自然に口が開いてしまったり、すき間ができたりして口腔内が乾燥しやすくなりますから、歯列矯正して治療するのが効果的です。

〇生活習慣の改善
よく噛んで食事をする、こまめに水分補給をする、睡眠時間や栄養バランスに気を配る、ストレスをなるべく取り除く、など生活習慣の改善を図っていく方法もあります。
持病や歯列による影響が少なく、加齢や水分不足が原因で口腔乾燥症になってしまっている場合は長期的な目線で根本から改善していくことが大切です。

〇定期的なクリーニング
虫歯や歯周病の対策をしたいなら、定期的なクリーニングがおすすめです。
痛みや黒ずみが生じてからクリニックに行くのではなく、2~3ヶ月に1度定期的に通院し、汚れや歯垢を取り除いてもらうようにしましょう。
その際に、ブラッシング法や歯茎のマッサージ法を教えてもらうこともできます。口への刺激を日常的な習慣にしてしまえば、病気にかかるリスクを下げやすくなるでしょう。
 

■まとめ

唾液の分泌量が減ってしまう「口腔乾燥症」はドライマウスとも呼ばれ、虫歯や歯周病の原因として知られています。
加齢・ストレス・持病など原因はさまざまですが、まずは早期の段階からしっかり治療していくことで改善できる症状でもあります。
まずは歯科クリニックを受診し、原因を見直しながら治療策を探っていきましょう。「ただ口が乾燥するだけで受診しにくい」と思わず、気軽に相談してみることが大切です。

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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