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コラム
治療だけじゃない!むし歯を見た目良く治療する方法について知ろう
2021.03.10
むし歯が進行すると、歯に穴が開いたり黒くなったりすることで
見た目が悪くなってしまいます。
一本だけではなく、複数の歯にむし歯がある時には、
ただむし歯を治療するだけではなく、綺麗な仕上がりになるような
治療が行うことが望ましいのではないでしょうか。
今回は、ただのむし歯治療ではなく、
見た目良く治療する方法についてご紹介します。
むし歯を治療した後に、
できるだけ綺麗な歯を手に入れたいと思っている全ての方にとって
必要な情報をまとめているので、ぜひお読みくださいね。
●保険外の材料での治療選択も視野に入れる
見た目の良い仕上がりにするためには、素材にこだわる方が良いでしょう。
その場合、保険内で行える治療では、様々な制約が生まれることになります。
例えば、保険治療で有名なのが銀歯とレジン(プラスチック)です。
折角黒いむし歯が治っても、笑顔になった時にチラリと見える銀歯は、
どうしても気になってしまいますよね。
歯の全体に銀歯が使われていないような時でも、年数を経過すると
金属イオンの影響で歯茎が変色してしまうこともあります。
また、レジンという素材を使った時には、
食事するごとに素材に水分が吸収されてしまう影響で、
年数を重ねれば重ねるほど歯が黒くなってしまいます。
治療直後にはなんともなかった歯が、年数が経つにつれて
「歯の根元が黒くなってきた」、「歯の表面がでこぼこしてきた」、「茶色に変色してきた」
ということがあった時には、レジンの素材を使用している可能性があります。
このように、安くて手軽な治療を行えるのがメリットである保険治療ですが、
目的としているのは最低限噛める状態にすることです。
保健治療では、見た目にはこだわらずに機能を改善することが目的になっているため、
美しさや見た目の良さを求める方にとっては、あまりおすすめできません。
むし歯治療で機能性に加えて見た目の良さを優先したい時には、
使用する材料に制約がなく、幅広い種類の素材を扱える保険外治療(自由診療)がおすすめです。
●セラミック
セラミック素材は、自由診療の中でもよく使われている代表的な素材のうちの一つです。
年数が経過しても見た目に変化が起こりにくいため、自然な歯の印象を見た人に与えます。
また、保険診療では被せ物をしてむし歯を治療した時に、
歯と被せ物の間に隙間ができてしまうことがあります。
このような時には、使う素材が指定されている保険診療では、
隙間を完全に埋めることは難しく、むし歯が再発してしまう可能性が高くなります。
自由診療では、適切な材料を自由に選べるため、
被せ物でできてしまった隙間もしっかりと埋められます。
そのため、むし歯の再発リスクが少なくなり、
将来的な歯の寿命を長くすることに貢献できるのです。
●まとめ
むし歯は、保険治療だけで十分だと考えている方がいるかもしれません。
しかし、保険外治療に変更することで、
幅広い治療方法が選択できるようになることを知っておきましょう。
今までのむし歯治療に満足していない時や、
見た目が綺麗な仕上がりにしたい時には、
保険外治療で行えるセラミックを使用した治療がおすすめです。
ただ治療費が高いだけだと思われがちな自由診療ですが、
症状に合わせた材料を選んで処置ができるようになるため、
保険治療と比べるとむし歯が再発するリスクが低くなります。
将来に向けて歯の寿命を長くしたい方にもきっとご満足いただけることでしょう。
かかりつけの歯科医院で、保険外治療の対応をそこまで行っていない時や、
セラミック治療について詳しい話が聞きたい時などは、
一般的な保険治療に加えて、
セラミックなどの保険外治療についても行っている当院までお気軽にご連絡くださいね。

監修者
小笹 康寛 | 院長
患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。