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コラム

なかなか治らない口内炎、長引いてしまう原因は?

2023.11.16

口内炎ができてしまうと、食事中しみたり何もしていないのに痛んだり、治癒までつらい症状に悩まされます。
人によっては「喋りづらくてプレゼンに影響した」など、仕事に影響してしまうこともあるでしょう。
本記事では、口内炎ができる原因や長引かせてしまうNG行為について解説します。
口内炎を早く治すためにも、普段の生活を見直したり対処法をチェックしたりするのがおすすめです。

■口内炎ができる原因は?

まずは、口内炎ができる原因を解説します。
下記に心当たりがある人は、今後口内炎ができてしまう恐れがあるので注意しましょう。

〇栄養不足・栄養の偏り
栄養バランスを考えない食事ばかりになってしまっていると、口内炎が発生します。
なかでもビタミンB類が欠乏している際に発生しやすいので注意しましょう。
ビタミンB類には粘膜の傷を修復する効果があり、皮膚を強くしてくれます。
野菜を摂らずジャンクフード中心の生活サイクルになっている人や、好き嫌いが多く栄養バランスが偏りがちな人は特に意識する必要がありそうです。

〇ストレス
慢性的なストレスや睡眠不足により免疫力が低下してしまうと、口内炎が発生する可能性があります。
「仕事や家事が忙しい」「なかなか眠れない」などの自覚がある人は要注意です。
風邪やホルモンバランスの乱れが、身体的なストレスにつながることも多いです。
特にウイルス性の口内炎が起きやすく、ヘルペス口内炎になってしまうことも。
十分な休養やウイルス薬の投与で改善することが多いですが、ウイルス性であると自分で気づくことは難しく、長引きやすいのが特徴です。

〇口の中に傷ができた
食事中に口の中を誤って噛んでしまったり、怪我や入れ歯のひっかかりが原因で口の中に傷ができてしまったりしたときも、口内炎の原因になります。
傷から細菌やウイルスが入りやすくなってしまうため、口内炎ができる可能性が高くなるのです。
特に、毎回同じ場所ばかり噛んでしまう人は要注意です。
歯並びが自分に合っていないことが考えられるため、矯正治療や人工歯の見直しなどが求められます。

〇病気や薬の影響
持病や服用中の薬の影響で、口内炎が発生することもあります。
また、病気や薬が直接口内炎の原因にならずとも、唾液の分泌量が減ってドライマウスになり、結果的に口内炎が生じてしまうこともあるので注意しましょう。
絶えず口内炎があるような場合、病気が隠れていることも考えられるため歯科医師への相談が欠かせません。

■口内炎を長引かせているNG行為

ここでは、口内炎を長引かせてしまうNG行為を紹介します。
つい口内炎が気になってやってしまいがちな行動が多いので注意しましょう。

〇アルコールで殺菌しようとする
「アルコールには殺菌作用がある」「ウイスキーや焼酎など度数の高いお酒であれば消毒できそう」と考えたくなりますが、却ってアルコールの刺激が痛みにつながることが多いのでNGです。
口内炎がある期間はアルコールがNGと決まっているわけではないものの、早く治すにはなるべく安静にしておくのが吉。
余計な痛みを感じさせないようにしたいときは、アルコールを控えるのがおすすめです。

〇患部に刺激を与える
アルコールと同じく、患部に刺激を与える行為も避けましょう。

・舌や指で口内炎を触る
・歯ブラシを当てて擦る
・熱いもの、辛いもの、酸っぱいものを多く摂取する
・清涼感の強いマウスウォッシュや歯磨き粉を使う

特に、十分洗ったつもりでも手や指で直接口内炎を触るのはNGです。
小さな汚れや細菌が口のなかに入る原因を作ってしまい、さらに口内炎が酷くなってしまいます。
口内炎治療には口腔内を清潔にする必要がありますが、刺激の強いマウスウォッシュなども避けたほうがよいでしょう。
使用後に水ですすいだり、アルコールのない低刺激タイプのマウスウォッシュを使ったり、工夫が必要です。

■口腔内を早く治す対策と予防法

最後に、口内炎を早く治すための方法を解説します。
つらい痛みや腫れにより生活のストレスが高くなる口内炎だからこそ、早期発見・早期治療を心がけましょう。

〇十分な食事と休息を取る
ビタミンB類が含まれている食事を中心に据え、十分な休息を取ることが大切です。
まずは体の免疫力を回復させ、自然に口内炎を治すことを意識してみましょう。
仕事が忙しいなど事情があり十分な休息が取れない場合、睡眠の質を見直して深い眠りになるよう工夫することも大切です。
自炊する時間がないときも、なるべく野菜の入ったメニューを注文するなど対策するのがポイント。
運動によるリフレッシュなども意識し、心身ともに自分を労わりましょう。

〇口腔内を清潔に保つ
歯磨きでのブラッシング、歯間ブラシ、うがいなどを丁寧におこない、口腔内を清潔に保ちます。
デンタルケアは虫歯・歯周病対策のイメージが強いですが、口内炎の予防にも効果的です。
もしケアが不十分で口腔内に細菌が繁殖している場合、小さな傷や少々のストレスで口内炎ができる可能性を高めてしまいます。
出先にいる時間が長くてどうしても歯ブラシできないときは、うがいやマウスウォッシュの利用も検討してみましょう。

〇サプリメントの利用
口内炎の原因が栄養バランスの乱れにあると自覚できる場合、ビタミンサプリメントなどを活用する方法もあります。
ビタミンB1には神経機能の調整や、疲労・ストレスの緩和効果があるので一石二鳥。
その他、ビタミンB6にはタンパク質の代謝を上げて免疫機能を保つ働きがあります。
サプリメントであれば手軽に摂取できるので、無理に自炊して睡眠時間を削るくらいであれば検討してよいでしょう。

〇口内炎に効く薬の利用
口内炎に直接塗布する塗り薬、小さなシート状の薬を口内炎に貼る貼り薬、スプレー薬、内服薬など、口内炎に効果的な薬の種類は多くあります。
市販薬の他、病院に相談して処方薬をもらう方法もあります。
どうしても症状がつらいときは無理せず薬を使い、長引かせない環境を作りましょう。

歯のメンテナンスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

歯のメンテナンスはすべての人に必要?

■口内炎の治療は歯科でも可能です!

口内炎がつらいと「何科にかかればよい?」と疑問に感じますが、耳鼻咽喉科・口腔外科・内科・皮膚科・歯科などにかかるのがおすすめです。
特に口腔内の清潔さや人工歯の不具合・歯並びによる擦れなどが影響して口内炎ができている場合、口内炎の治療以外も含めてトータルで診てもらえる歯科医院がおすすめです。
炎症を起こしている部分をレーザー治療して殺菌・消毒したり、飲み薬や塗り薬を処方してもらったりすることも可能です。
レーザー治療は比較的時間で痛みや腫れを取ることができ、症状が和らぎます。
「口内炎は自然に治るから」と思いがちですが、1週間程度で治らない場合は休息以外の対策が必要かもしれません。
無理せず歯科医師に相談し、原因を探っていきましょう。

■まとめ

口内炎は、睡眠不足・ストレス・栄養バランスの乱れ・口腔内の傷などが原因で生じます。
十分な休息を取りながら自然治癒力を高める方法が一般的ですが、いつも同じ場所に口内炎ができてしまう場合、歯並びや人工歯の調整不良などが疑われるため一度歯科医師に相談しましょう。
必要に応じて人工歯や歯並びを調整できる他、症状を緩和するレーザー治療をしてもらうことができるので、比較的早く口内炎を治せます。
また、口内炎ができている最中のNG行為にも要注意です。
ついやってしまいがちな行動ばかりですが、刺激を与えたりアルコールを摂取したりすると却って痛みを長引かせる原因になるため避けた方がよいでしょう。

当院の予防メンテナンスも併せてご覧ください。

メンテナンス

院長

監修者

小笹 康寛 | 院長

患者さまの歯を長持ちさせることを第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な治療方法をご提案し、ご納得いただいた上で治療を進めております。お口に関する疑問・お悩み等ございましたら、どんなことでもご相談ください。

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